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コラム

神道の葬儀① 遷霊祭並びに通夜祭

神道の葬儀 遷霊祭並びに通夜祭 神道のお葬式=神葬祭とは?

神道のお葬式=神葬祭とは 日本古来の日本独自の宗教である神道のお葬式の事です。(神式)
日本人は9割ぐらいが、仏式で、のこり1割が神道と言われています。(皇室は神道)
日本の歴史の中で仏教が取り入れられ神道は圧迫されるという流れがあり、今の日本人の大半が仏教徒でお葬式をされ、檀家寺があれば、お墓をもっている。これが現状です。 この為に神葬祭の馴染みが少なく、見る機会も無い方が多く、日本人でありながら神式の、内容がわからない方がほとんどだと思います。
葬儀以外での神社との関わりといえば、祭り(夏祭り、秋祭り)や地鎮祭、お宮参り、七五三詣、結婚式を神式でされました方なら、神主『斎主(さいしゅ)』が祝詞を奏上して榊(玉串)をした記憶があると思います。

それでは、神式と仏式の違いを順追ってお伝え致します。

仏式では、お通夜、お葬式共にお寺さんが座ってお経を唱えられます。お経の途中から喪主様、親族が順次ご焼香をしていきます。後にお参りの方々が焼香を致します。 葬儀が終わりましたら、喪主様の挨拶があり、葬儀社の方が柩を中央にして、蓋を開けて最期のお別れをします。また、その時はお寺さんはいない状況で、親族やご参列の方がお花を柩に添えます。
神道では、仏式のお焼香が玉串拝礼(玉串奉奠)たまぐしほうてんにあたります。まず、斎主から玉串を奉ります、次に喪主様、親族、参列者が玉串を奉ります。

◆《呼び方の違い》通夜について、仏式では、お通夜といいますが、神式では『遷霊祭並びに通夜祭』 《せんれいさい ならびに つやさい 》と言います。
◆《呼び方の違い》仏式では告別式もしくは御葬儀、神式では、葬場祭(そうじょうさい)といいます。
◆《葬儀中のお寺さんと斎主の違い》仏式はほとんどが座った状態でお寺さんがお経を唱えられます。 神式は、一回一回席を立ち作法をしますので、相当動き回ります。(余談!ゆっくりの動作なので、年齢に関係なくご奉仕できます)
◆仏式はお経を唱えますが、神道は祝詞を奏上します。

神葬祭の順序 遷霊祭並びに通夜祭ってこんな感じです。
遷霊祭並びに通夜祭と1つの祭典の中で2つの祭典をします。
①修祓しゅばつ
祓い詞(はらいことば)祝詞を奏上します。 大玉串の前で祓い詞を奏上して、祭壇、玉串、ご参列の方々を祓い清めます。(神道は常に祓い清めが基本です)
②斎主一拝 さいしゅいっぱい
斎主1拝で斎主が中央に進み1拝(これは、今から祭典させて頂きますので宜しくお願い致します、の1拝です。斎主はじめ参列の方々にも一緒に1拝して頂きます)
③遷霊前詞奏上 せんれいぜんしそうじょう
霊璽(れいじ)の前に進み、亡くなられた方から霊璽にみたまを移すことを伝える祝詞 これは、仏式でいいます白木位牌の代わり神道では、霊璽(れいじ)にこれから、亡骸から霊璽にみたまうつします事を祝詞で申し上げます。
④遷霊の儀 せんれいのぎ
遷霊の儀でいよいよ『みたま』を移す準備が出来て、斎主が白いマスク、白い手袋を付けて霊璽を持って柩の前方に行き、一礼をして、霊璽の被せを取り、柩の蓋を開けます。この時に消灯します。警蹕(けいひつ)といってオーオーと声を出して亡骸から霊璽にみたまを移します。移し終えた霊璽は、祭壇中央の高い位置に置きます。(みたまうつしなど神様の御霊を動かす時は必ず消灯します)
⑤遷霊祭詞奏上  せんれいさいしそうじょう
遷霊祭の祝詞を奏上します。祝詞の内容は、無事にみたまを移しました報告とこれからは、何々家をどうぞ守ってくださいなどなどの祝詞です。
※祝詞を奏上しています時は、皆さんに低頭して頂きます。
⑥献撰
献撰(けんせん)といってお神酒お水の蓋を開けて神様に奉ります。 お酒、お水を蓋を開けます。
⑦通夜祭詞奏上 つやさいしそうじょう
これが第2のメインとなります。 通夜祝詞奏上します。 亡骸並びに霊璽に向けて亡くなられた経緯や、今までの生き様などの祝詞を唱え、どうかこの先も何々家を守って下さい等々の祝詞。
⑧玉串奉奠(玉串拝礼)たまぐしほうてん たまぐしはいれい
斎主並びに参列者が一人一人玉串を奉ります。作法は2礼に2拍手1礼です。注意(お悔やみの時は忍び手)音をたてない拍手です。 ここが、大きな違いです。
⑨撤撰 神酒お水の蓋を閉める。
⑩斎主一拝 以上が流れとなります。

仏式に慣れています方々にとって神葬祭は神々しさを感じられるお祭りです。

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鈴木 管主(高天原本宮)

鈴木 管主(高天原本宮)

住所:〒551-0031 大阪府大正区泉尾2-3-9 HP:http://www.takamagahara.or.jp/ 大阪市大正区と交野市で宗教法人 高天原本宮を運営しております 鈴木 和也です。22年間神仏のご奉仕の仕事をさせて頂いており、月詣り、祈祷祈願、地鎮祭、法要を通じて人とのふれあい、出会いを大切にしています。
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